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2013年6月4日火曜日

Cheyne-Stokes呼吸はEF低下に関連する

かのSteven McGeeによるStudy.
(The American Journal of Medicine (2013) 126, 536-540)
2001-2006年に386名を診察し, Cheyne-Stokes呼吸の有無とEFとの関連を評価.
Cheyne-Stokes呼吸を認めたのは45例(11.7%)
呼吸のサイクルは55.3±19.8秒[25-115],
無呼吸の期間は24.2±8.6秒[10-45],
Ventilation durationは31.1±17.6秒[15-90]であった.

 Cheyne-Stokes呼吸に関連する因子は, 年齢とEF.
 高齢者, EF低下している患者程Cheyne-Stokes呼吸が多い.

EF<40%群の34%でCheyne-Stokes呼吸を認める.
Cheyne-Stokes呼吸は, EF<40%に対するLR 5.3[3.1-9].
 また, <80yr群でよりLRが高く, >80yr群ではそこまで有用ではない.