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2015年5月21日木曜日

腹腔内感染症の抗生剤は感染巣コントロールがついていれば5日間程度でOK

(N Engl J Med 2015;372:1996-2005.)
複雑性腹腔内感染症で感染巣コントロールがついた518例を対象としたRCT.
 解熱, 白血球増多(<11000/µL), イレウス改善後2日間(最大10日間)の抗生剤投与群
  vs. 4±1日間の抗生剤投与群に割つけ, 比較.
 アウトカムは30日以内の再発, 創部感染, 死亡リスク.

母集団
アウトカム
 抗生剤投与期間が5日程度でも創部感染症, 再発, 死亡リスクは両群で変わらず.
 感染巣のコントロールがやはり超重要。