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2017年4月13日木曜日

クッシング病における皮膚の菲薄化の評価

(N Engl J Med 2017;376:1451-9.) より面白い記載を.

クッシング病では肥満, DM, 高血圧とメタボリック症候群に類似した病態となるため, 気づかれていない症例も多い.
・米国では100万人あたり75例で見逃されている可能性
・肥満, 高血圧, 多毛, 2DM, 脂質代謝異常の患者の500例に1例はCushing病の可能性.
単純肥満との鑑別点は,
 皮膚の菲薄化: 後述
 斑状出血斑: 1cmを超える非外傷性の出血班はLR11
 骨減少: 骨粗鬆症はLR4.

皮膚の菲薄化は中指の指節の皺で評価する方法が一般的.
・中指のPIP関節部分を指で挟み, 伸側に皺を作る.
・その皺をルーラーで挟み, 厚みを測定する.
 
2mm未満は菲薄と評価し, Cushing症候群に対するLR+ 116
・クッシング病では厚みは2mm未満となる.


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